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お口に関する情報をお届けする 【お口のコラム】

歯ブラシは毛先が開いたら早めに交換を!

皆さんは歯ブラシ交換してますか?

「虫歯や歯周病にならないためのアドバイス」その一つとして、「歯ブラシの毛先が開いたら新しいもの取り替える習慣をつけること」があります!

年末の大掃除を思い出してください。開いたタワシでは、風呂の隅は洗えないし、先の曲がったほうきでは部屋隅々までキレイに掃けません。新しいタワシとほうきの汚れ落ちのよさは格別です。虫歯や歯周病の原因は、特に歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間のプラーク(歯垢)です。ここも毛先の開いた歯ブラシでは、キレイに汚れを落とせません。
「毛先が開けば・・・」といっても、感じ方には当然、個人差があります。一つの目安は、歯ブラシを裏から見て毛がはみ出しているかどうかです。少しでもはみ出しているようであれば、交換しましょう。「まだまだ使える」「もったいない」と感じる方も多いでしょうが、古い歯ブラシは台所やトイレ掃除に再利用することにしましょう。高齢者の方で、足の指の間を洗うのにも便利という方もおられます。

新しく交う時には、小さめの歯ブラシを選ぶことをオススメします。ただし、毛先の長さや硬さは、歯ぐきの状態によって選択することが必要です。かかりつけの歯科医院で選んでもらえば安心です。
毛の材質は、動物製のものより、ナイロン製のものがオススメ。柄の形は真っ直ぐなものが使いやすいようです。磨く部位によって2〜3本を使い分けている方は、この限りではありません。

「あっ!毛が開いている。買い替えなくちゃ」と思うのは、歯を磨く時だけ。毛が開いた歯ブラシでも、とりあえずは磨けますから 、買い物に行った時には、案外忘れてしまいがちです。歯ブラシも、トイレットペーパーのようにまとめ買いしましょう。
かかりつけの歯科医院でもまとめ買いのご相談をしてみてはいかがでしょうか。毎月1本は新しい歯ブラシに交換しましょう。

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